どうも、げんです。
今回紹介するのは小説。
この前、久しぶりにファンタジー小説を読みました。
紹介するのは「スタープレイヤー」という小説です。
スタープレイヤーは、「堅苦しい小説はもう飽きた。。」「もっとワクワク楽しめる本が読みたい!」
と思っている人には是非、呼んでほしいです。
『スタープレイヤー』 とは
路上のくじ引きで一等賞を当てた斎藤夕月。
異世界に飛ばされ、10の願いを叶えらる「スタープレイヤー」に選ばれたと聞かされる。
その使い道を考えるうちに目の当たりにするのは、自分の暗い欲望、人の抱える業の深さ、祈りの尊さ……。
折しもマキオと名乗る別のスタープレイヤーが来訪、国家民族間の思惑や争いに否応なく巻き込まれていくことになりーー。RPG的興奮と壮大な神話世界を融合させた未曾有の創世記!
引用:恒川光太郎 「スタープレイヤー」
一言で言うと「ファンタジー」。
どちらかというと、海外寄りなファンタジーです。
「突如として異世界に飛ばされ、10の願いを叶えらる者に選ばれた。」ファンタジー好きにとっては、考えただけで興奮が止まりませんね。
しかも、ファンタジーな部分だけでなく、人間の醜いところや理想と現実のギャップなリアルな部分にもフォーカスしています。
スタープレイヤーって何?
簡単にいうと、10個の願いを叶えられる人。
「スターボード」というスタープレイヤー自身にしか見えないボードを使って、
10個まで願いを叶えられる人であり、それ以外は普通の人間と変わりません。
もし、10個の願いを叶えられるものがあったら、叶えたい願いがありすぎて何に使おうか迷いますね。
『スタープレイヤー』を読んだ感想
まさに、この本は僕が望んでいたものでした。
僕は、超能力モノやファンタジー系が大好きなので、本書はとても読み応えがあります。
本書の面白いところは、叶えられる願いには10個という制限があり、その叶えられる内容にも制約があるという所です。
誰もが10個の願いを叶えられたら「超能力を使いたい」だとか「空を飛べるようになりたい」だとか、今いる現実世界では、到底叶いそうにない願いを叶えたいものですよね。
でも、それが自分の思うように使えないとなると、本来だったらつまらないとなると思います。
ですがその「つまらない」部分が、『スタープレイヤー』というひとつの物語を面白くさせているひとつの起爆剤のような要素なのだと思います。
そして、もうひとつ面白い所が、主人公の他にも様々な登場人物が出てくると言うことです。
主人公の他にもスタープレイヤーの力を使える人間はいるし、先住民がいたり、スタープレイヤーによって元の世界から呼ばれた人がいたりして、主人公がこっちの世界に来る前から歴史があるんですよね。
それぞれの人達の物語があり、そこに主人公がどんどん巻き込まれていきます。
物語の後半から一気に展開が変わっていくので、終わりまで目が離せません。
なので、一気読みをお勧めします。
この本を読んで欲しい人
また、「ハリーポッター」とかそういうファンタジーな世界が好きな人は多分好きになると思いますよ。
この本はジャンルとしてはファンタジーですが、内容的にはかなり大人向けだと思います。
それに個人的にはハリーポッターの小説よりも読みやすい。
小説から得られる学び
フィクションの小説って、ビジネス書と違ってあまり学べることがないのかなと思うかもしれませんが、意外と学べることが多んです。
たまには、ビジネス書だけでなく小説で学ぶのもありだと思います。
読んだことがあるという人は、コメントくれたら嬉しいです。
また、『スタープレイヤー』の続編にあたる『ヘブンメイカー』が出ているので気になる人は見てみてください。
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